2022年11月27日（日）、群馬大学荒牧キャンパスにおいて第69回荒牧祭を開催しました。今年度は約3年ぶりの開催となることから、群馬大学の新たなる門出や伝統の継続という願いを込め、「萌芽」というテーマに設定しました。
荒牧祭は3年間開催されなかったことから、先輩方からの引き継ぎや学生の大半が文化祭の経験がないという、半ばゼロからの計画始動となりました。臨時編成で人数が少ない中、過去の資料や学生支援課の方々からの支援を元になんとか開催にこぎ着けることができました。また多くの学生が出演や出展を希望してくれたこともあり、コロナ禍前のような魅力的な荒牧祭になったと思います。
当日はからっ風がふくものの快晴であり、絶好の文化祭日和となりました。出店では唐揚げや焼き饅頭といった群馬名物が並びました。また今年はウクライナからの留学生がグローバルフロンティアリーダー所属の学生達と共にウクライナの郷土料理「デルニ」を販売し、訪れた人々は異国の味を堪能していました。室内では写真や折り紙といった作品が展示され、学生達の日頃の成果を垣間見ることができる場所として多くの方が訪れていました。そして出演では各教室や野外ステージ、体育館にて、学生達がダンスやバンドによるライブなど様々な演目を披露しました。また恒例開催のミスコンテスト・ミスターコンテストでは選抜された学生達が華やかな衣装を身にまとい、主催サークルの演出と主に会場を沸かせていました。
一時は開催が危ぶまれた第69回荒牧祭は、50以上の出展や出演、約5000人以上の来場者により大成功という形で幕を下ろすことができました。改めて来場されたお客様をはじめ、各サークル団体、ボランティア、学生支援課、協賛してくださった企業の皆様に感謝を申し上げます。そして今後とも荒牧祭をよろしくお願いいたします。

第69回荒牧祭実行委員長
北原　玄徳