前橋文学会は今年度より公認サークルとなりましたが、1999年から学生と教員、地域住民が集まって文芸読書会を開き、文芸誌を発行してきました。
 月例の文芸読書会では、短篇小説の解釈をめぐってみんなで意見を出し合います。もっと違った読み方ができないか議論していくなかで、一人では思いつかなかった新たな視点からの読みを発見できるのが、読書会の醍醐味です。しだいに、自分の思いつきだけでは満足できなくなり、物事を色々な角度から考える癖がついていきます。その延長線上にあるのが、文芸誌の制作です。小説・詩・評論を主体とする『前橋文学』は年1回の発行を目指しており、今年で第8号を迎えました。発行後には合評会を開き、各作品についてお互いに意見し合います。
 仲間うちで自由に議論したり、自分の内面を文章化したりするのは刺激的ですが、それが可能な場はなかなかありません。私たちは昭和キャンパスで活動していますので、興味を持った方はぜひ読書会をのぞきに来てください。『前橋文学』は荒牧・昭和キャンパスの生協でお買い求めいただけます。お問い合わせは以下の連絡先までお願いします。
 Mail: maebashibungakukai@gmail.com