毎年大盛況の学長杯。年々進化を遂げ、今年で第12回を迎えた。今年は昨年の28チームを上回る31チームが参加し、A～Cグループは5チームずつ(上位3チームが決勝トーナメント)、D～Gグループは4チームずつ(上位2チーム)の予選リーグを行った。
 10月19日に行われた開幕戦は天候も良く、幸先の良いスタートを切れた。それから11月21日までの約一ヶ月以上にも及ぶ予選リーグは、審判不在や集合時間遅刻などの若干のトラブルはあったが、どのグループも白熱した戦いを見せ、僅かな差で決勝トーナメント進出を逃すチームが多くあった。
 11月26日から始まった決勝トーナメントは、予選で蹴落としたチームの思いを胸に17チームが凌ぎを削った。そんな激戦を勝ち抜き、12月7日に行われた決勝戦には、[妃胡麻 沙紀]と[全てはスタイル]が残った。群馬大学全学サッカー部3・4年生のメンバーで構成されている[妃胡麻 沙紀]はサッカーで培ったボールキープ力と、チームバランスを武器にした今大会優勝候補No.1チームだ。対する[全てはスタイル]は、教育学部保健体育専攻2年生からなるチームであるが、2回戦には昨年優勝チームである[FC.MINORU]を7-3で破り、続く準決勝ではPK戦を制した勢いに乗るチームだ。試合には、当該チーム他、多くの観客、小鳥さんが試合を盛り上げてくれた。結果は、4-0で[妃胡麻 沙紀]に軍配。サッカー部の底力を見せつけた。
 得点王には、[数専2年]の高橋滉希さん(15点)、得点女王には[あっぱれ！！いーでぃーえー]から斎藤梨花子さんと[数専2年]から坂本綺夏さんの2名(8点)が名をあげた。今年の学長杯はスコアレスの試合が少なく、例年に増して得点シーンが多く見られた。
 準優勝の[全てはスタイル]は2年生、得点王・得点女王も1・2年生と若い世代の活躍が見られた今大会。来年度以降への期待が高まる。
 こうして、参加チームの各選手並びに、運営を補助してくれた仲間の支えもあり、第12回学長杯フットサル大会を無事終了できたことを光栄に思う。この場をお借りしてお礼申し上げたい。全参加選手の皆様、大変お疲れ様でした。

第12回 群馬大学学長杯フットサル大会結果

優　勝：妃胡麻 沙紀
準優勝：全てはスタイル
第3位：あっぱれ！！いーでぃーえー、群馬の希望A

得点王：【15得点】 高橋 滉希 (数専2年)
得点女王：【8得点】 斎藤 梨花子（あっぱれ！！いーでぃーえー）、坂本 綺夏 （数専2年）

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