トイレから世界へ！？
群馬県主催「ぐんま・すき焼き〇〇（まるまる）アイデア」入賞

「ぐんまのすき焼きPRし隊」　（教養教育「多文化共生のまちづくり―学生のための仕事術―」履修学生有志）

　群馬県は、和牛、こんにゃく、ネギ、しいたけ、春菊と、すき焼きに必要な食材をすべて県産の新鮮な食材で調理ができる「すき焼き自給率100％」の県です。ところが、群馬県民には、この事実があまり知られていません。そこで、群馬県主催「ぐんま・すき焼き〇〇（まるまる）アイデア」コンテストで、「ぐんまのすき焼き」を身近に感じてもらい、できれば賞をいただいて、美味しい群馬県産のすき焼きを堪能したい、そして、その魅力を発信したいと考えました。やはり、美味しいすき焼きが食べられる、という賞には動機が高まりました。 　この企画にチャレンジしたのは、教養教育「多文化共生のまちづくり―学生のための仕事術―」を履修している多様な学部・国籍の学生です。1.5回の講義で企画の立て方・まとめ方を速習し、班に分かれて知恵を集め、意見交換をしながらアイデアをまとめたところ、そのひとつが、「特別賞」を受賞しました。

　その作品とは、「トイレから世界に流れろ！群馬のすき焼きPRの旅」と題した、群馬のすき焼きPRがプリントされたトイレット・ペーパー。再生紙を利用したトイレット・ペーパーの上には、すきやきの群馬県産の食材が魅力たっぷりに紹介されていたもので、「すき焼き風味」の香りつき。トイレット・ペーパーホルダーにはぐんまちゃんが登場し、その口からトイレット・ペーパーが出てくると、まるで、ぐんまちゃんがぐんまのすき焼きを暑く語ってくれているような錯覚が。すき焼きの香りたっぷりのお手洗いで用を済ませた後は、「ぐんまのすき焼き」を出してくれるお店に直行すること間違いなし！

～参加者の声～

• ■実用化されたら一番最初に買いたいです！（社会情報学部　野口真里）
• ■今まで「群馬はすき焼き！」というイメージがありませんでしたが、この機会に商品をいろいろ考えて応募したことによって見る目が変わり、いろいろなところで群馬がすき焼きを推しているのを見かけるようになりました。私は栃木県民ですが、群馬に少し溶け込めた気がして嬉しかったです！！特別賞の賞品でいただいたぐんまちゃんクッションを枕元に置いて寝ているおかげで毎日快眠です^ ^ありがとうございました！（教育学部 菊元　ありさ）
• ■ほかの人たちが考えないようなものにしようと案を出し合った結果がでてよかった。
  （教育学部　横山　大智）
• ■このコンテストに応募するために群馬について詳しく調べ、グループの仲間とアイデアを試行錯誤する中で群馬のことがもっと大好きになりました。群馬のすきやきをたくさんの人に知ってもらいたい！という思いでこの作品を作ったので受賞できたことをとても嬉しく思います。このコンテストに応募する機会を与えてくださった結城先生にも感謝です！（医学部　保健学科　網敷　美南海）

一緒に受賞の喜びをわかちあう教養教育「多文化共生のまちづくり ― 学生のための仕事術 ― 」の学生たち。学生全員でアイデアを短期集中で練り上げました。