第11回群馬大学学長杯フットサル大会レポート
実行委員 大森晃樹
今年で11回目の開催となった「群馬大学学長杯フットサル大会」は、例年通り30チーム近いチームが参加し、優勝を争う大会となった。予選は7ブロック4チームに分かれ上位2チームが決勝トーナメントへ進出するという形で行われた。
開幕戦は「FC.MINORU」 対 「群馬CRIFT」が行う予定であったが、雨天のため延期となってしまい、10月24日火曜日まで開幕が遅れてしまった。悪天候で開幕が大きく遅れてしまう形で第11回学長杯は幕を開けた。予選リーグは10月19日~11月16日までの約1か月をもって行われた。予選リーグの前半は悪天候に見舞われ、多くの試合が延期されたが、予選リーグの後半は天候に恵まれ、予定通り試合を進めることができた。各チームとも開会式の選手宣誓にあったように、スポーツマンシップにのっとり試合を行い学部間の壁なく友好を深めえることができていた。
決勝トーナメントへは、各グループを勝ち抜いた猛者ぞろいのチームが進出した。この実力のあるチームをおさえ決勝戦へと駒を進めたのは「FC.MINORU」と「かなぶん」の2チームであった。FC.MINORUは、医学部サッカー部の三年生を主体としたチームで、各選手がそれぞれ高い技術を持ち合わせているほか、医学部サッカー部で培ったチームワークも併せ持ち、チーム全体でバランスのとれたチームであった。一方のかなぶんは、理工学部の一年生を中心としたチームで、そのフレッシュさやチームのまとまり、高い決定力と守備力を武器に大量得点を重ね、決勝へと駒を進めたチームであった。
決勝戦は、学食からも見える特設コートにて行われた。決勝戦は多くの観客に見守られ、とても賑やかな試合となった。試合は攻めと守りの切り替えの早い、決勝戦にふさわしいレベルの高い試合となった。終わってみれば2-1でFC.MINORUの優勝となったが、どちらのチームが優勝してもおかしくない白熱した試合展開となった。
また、得点王に関しては、男子は第3位の群大理Ⅲから清水陸選手が9得点の活躍を見せ獲得。女子は山川JAPANから石田わか奈選手が10得点を取る活躍を見せ獲得となった。石田選手は昨年に続き2年連続2度目の獲得となった。
こうして第11回学長杯は参加チーム各選手の協力もあり、無事に幕を閉じた。選手の皆さんお疲れさまでした。
優 勝 : FC MINORU
準優勝 : かなぶん
第三位 : 群大理Ⅲ、山川JAPAN
男子得点王 : 【9得点】清水陸(群大理Ⅲ)
女子得点王 : 【10得点】石田わか奈(山川JAPAN)