群馬大学│National University Corporation Gunma University
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太田キャンパス実行委員
本年度は、「太田 Jack in the box」というテーマで第9回太田キャンパス学園祭が開催されました。工学部が理工学部に変わり、体制の変化の過渡期ということで実行委員の人数が少ない中、多くの人の手を借りながら無事に学園祭を終えることができました。
今回も日本機械学会群馬ブロックによるメカメカフェアとの同時開催となり、桐生キャンパスの一部の研究室や、様々な企業の方に出展していただき、学園祭の企画と合わせて小規模ながら密度の濃い学園祭となりました。産学連携を推進している太田キャンパスの学園祭の企画の特色として、参加者が実際にモノを作る体験型企画が多いということが挙げられます。少しアカデミックな学園祭ですが、来場していただいた方々には科学を身近に感じていただけたと思います。
今回は井上研究室が加わり、学園祭の企画に新たな気風をもたらしてくれました。「かたさとやわらかさの不思議!?実験ショー」ではショーの講師による熱心な説明に子ども達が聞き入っておりました。来場者に対する配慮が最も良かった企画でしょう。
例年人気企画となっている「スライム作り」は今回も大盛況で一番の人気を獲得しました。この企画を目当てに来場してくださったお客様もおり、毎年の地域行事として溶け込むことが出来ているようで嬉しく思います。
小学校から必修化されるというプログラミングに関する企画もありました。コードを書くというよりはパズルのようにブロックを組み合わせていくものですが、IT関連の仕事に興味をもつ契機となれば幸いです。身近なアルミニウム製品や、マグネシウム製品を展示する企画もありました。私たちが普段目にするものには様々な形に加工された金属が使われているということで、製品を手に取りながら興味深そうに眺める来場者の方がおりました。ガウス加速器の原理を利用してボウリングをしたり、ペットボトルでホバークラフトを作るという企画もありました。工作を行いながら、どうしてペットボトルが浮くのか、どうして球が勢いよく発射されるのかといった。「何故こうなるのか?」という感性を磨く契機となったのではないでしょうか。LEGOロボットを使った企画もありました。ロボットを実際に動かしてみて、PC以外の機器を動かす組み込みプログラミングについて興味をもっていただけたなら幸いです。
最後に、太田キャンパス学園祭の開催にあたって、ご協力くださった地域の方々、企業の方々、補助員の皆さん、各研究室の皆さん、本当にありがとうございました。