群馬大学│National University Corporation Gunma University
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2017年度群桐祭実行委員長
10月20日~22日にわたって開催されました群桐祭が無事終了致しました。開催期間は三日間ともあいにくの雨天で、最終日の22日には、台風の接近に伴い注意報も出ておりました。そんな悪天候の中でしたが、多くの方に足を運んでもらえました。これもひとえに、群桐祭開催にあたってご尽力下さった皆様方のおかげであると思っております。この場をお借りし、感謝申し上げます。
今年度も趣向を凝らした食べ物や、普段なかなか食べることのない料理を出す留学生の団体など数多くの模擬店が出店しておりました。雨天にもかかわらず、行列のできる模擬店もありました。身近に科学を体験できるテクノドリームツアーでは、多くの小さな子ども達が学生さんの説明を興味津々に聞き入っていたり、無邪気に体験していたりする姿が印象的でした。テクノドリームツアーの人気投票に本部テントまで来てくれた、子どもたちが楽しそうに話してくれるのを聞いていると、こちらまで体験したくなる創意工夫を凝らした内容となっておりました。また、ステージイベントでは観客の方々が傘を差しながらも、壮大な演奏や美しい歌声に聞き入っていっておりました。群桐祭実行委員が主体となって行ったイベントでは、一般の来場者も参加できる内容となっており、多くの方に参加していただき、大変盛り上がりました。
群桐祭始まって以来、初めてという程の悪天候の中、大きなトラブルもなく終えることが出来ました。これを成し遂げるには、私だけの力では不可能でした。何かに対して本気で挑んだことのない自分が引っ張っていけるのであろうかといった不安もありました。忙しくて大変であったときや、上手くいかない事があったとき、委員長としての自分の不甲斐なさを感じることもありました。その様な不安や困難があっても乗り越えてこられたのは、良き仲間に巡り会えたからだと思います。時には励まし合い、時には意見を言い合える仲間がいたからこそ、最後までやり抜くことが出来たのだと思います。群桐祭の後片付けの際、雨に打たれながらも文句ひとつ言わず、主体的に動いてくれた実行委員の姿には本当に頭の下がる思いでした。
この群桐祭を通して、組織を動かすことがどれほど大変かということや、多くの人と協力し合い成し遂げる達成感がどれほど感動的なものであるかといった、普段の学生生活では味わうことのできない貴重な経験をすることが出来ました。今年度で私を含めた3年生は引退となりますが、来年度以降も引き続き群桐祭へのご支援、お力添えのほどよろしくお願い致します。