第10回群馬大学学長杯フットサル大会レポート
今年で10回目の開催となった「群馬大学学長杯フットサル大会」は、例年通り30チーム以上が参加し、優勝を争う大会となった。予選は8ブロック4チームに分かれ上位2チームが決勝トーナメントへ進出するという形で行われた。
開幕戦はCRAFT1年 対 全学サッカー部Bが行い、1-0と僅差でCRAFT1年が勝ち星をあげた。特設コートを設置したため、多くの観客に恵まれる形で第10回学長杯は幕を開けた。予選リーグは10月19日~11月18日までの約1か月をもって行われた。多くの日は天候にも恵まれ予定通りに試合を実施することができた。各チームとも開会式の選手宣誓にあったように、スポーツマンシップにのっとり試合を行い学部間の壁なく友好を深めえることができていた。
決勝トーナメントへは、各グループを勝ち抜いた猛者ぞろいのチームが進出した。この実力のあるチームをおさえ決勝戦へと駒を進めたのは全学サッカー部Bとケガ人達の逆襲の2チームであった。全学サッカー部Bは、素早いパス回しから得点女王になった石田わか奈選手が決める形を多くとっていたが、男子でも荻原亮太選手が得点王になるなどチーム全体で決定力の高さが目立つチームであった。一方のケガ人達の逆襲は、名前からは想像もできないような力強さと軽やかさの剛と柔を兼ね備えたチームで決勝トーナメントに進出してからも大量得点を重ね、決勝へと駒を進めたチームであった。
決勝戦は、開幕戦同様、特設コートにて行われた。決勝戦は某解説者にも勝るとも劣らない実況と解説がつきとても賑やかな試合となった。前半5分ほどまではどちらも攻めあぐねていたが、全学サッカー部Bの荻原選手がミドルシュートで均衡を破った。後半に入ると得点女王に輝いた石田選手のシュートも決まり、気づけば9-0で試合は終了。点差こそついたものの、お互いに奮闘し高レベルの試合展開が多く手に汗握る試合となった。
こうして第10回学長杯は幕を閉じた。選手の皆さんお疲れさまでした。
PhotoGallery
優 勝 : 全学サッカー部B
準優勝 : ケガ人達の逆襲
第三位 : 背番号16、Gut`s
得点王 【10得点】 : 佐藤尚(ケガ人達の逆襲)
野村聡太(ケガ人達の逆襲)
荻原亮太(全学サッカー部B)
得点女王 【18得点】 : 石田わか奈(全学サッカー部B)